通常であれば平均年収ってどのくらい何だろうと平均年収と調べてしまいがちですが
例えば 300万 300万 400万 400万 600万 600万 のグループの平均年収は
①(200万+300万+300万+400万+400万+500万+600万)÷7人=より約385万になります。
上記グループに1500万の人が入った場合の平均年収は
②(200万+300万+400万+400万+500万+600万+600万+1500万)÷8人=より約562万になります。
つまりたった一人の多く稼ぐ人が入るだけで平均とは言葉だけで実際とはかけ離れ違和感を感じます。
そこでリアルに見える数値が中央値での年収です。
中央値とはデータの数が偶数のときは「真ん中の値」が二つ登場するのでそれらを足して2で割ったものを中央値とし
又奇数のときは、中央値はデータを小さい順に並べたときにちょうど真ん中にある値
上記①の場合は奇数より400万
上記②の場合は偶数より (400万+500万)÷2 の450万
となります。
民間給与実態統計調査(平成30年)
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2018/pdf/000.pdf
日本の年収の中央値は上記から見るとおおよそ355万円~365万円になります。
賃金階級、性、年齢階級別労働者割合(令和元年)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2019/dl/07.pdf
各世代の一番収入帯の多い割合
19歳 ・・・160万~180万
20~24歳・・・200万~220万
25~29歳・・・220万~240万
30~34歳・・・260万~280万
35~49歳・・・360万~400万
50~59歳・・・500万~600万
平均年収と中央値ではかなり違いがありますが参考までに。